2014年2月6日木曜日

クライアントとコンサルタントの関係が変わる

前回でコンサルタントは価値向上を「実現」することを使命と考えた方がいいんじゃないかということを書きました。

こう考えるときにはクライアントとコンサルタントの関係性は変わります。1990年代はリッチな殿様の御用学問的な扱いでしたが、今は実用的であるべきです。すると、昔はコンサルタントは被雇用者でしたが、実用的であるためには、両社がコラボできる関係性が必要になります。

コラボするにはお互いが平等なパートナーである必要があります。 最近のコンサルタントを見ているとクライアントに気を遣うあまり、クライアントへの価値創造を犠牲にしている場合が多々見られます。

平等なパートナーとはどういうことか?クライアントの視点でみれば、コンサルタントを使って企業価値を向上させることが目的ですが、コンサルタントの視点で見ても、対価の報酬をいただくというよりも、「クライアントの場」を使って、自分の能力を最大限生かして、価値を創造する。そして、創造した価値の分け前(シェア)をいただくという意識を持つといいかなと思っています。

すると、コンサルタントは自分とビジョンの合う、コラボでき、自分の能力が最大限生かせるクライアントを選ぶことが必要かと思います。 私はコンサルタントも「宝探し」だと思います。 

まとめると、
コンサルタントとクライアントは「対等なパートナー(Equal Partner)」であり、お互いが価値を最大ができるように選択するという関係性になるべきだろうと思います。

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