経営コンサルタントの資料は分厚いく、1枚の中も字が小さくぎっしり書かれているものが多い。
確かに、色々な情報が盛り込まれていると経営者にとって思わぬ発見がある可能性があるが、
多くの場合、あまり役に立たない。
一方、経営コンサルタントにとってコンパクトな資料で勝負するのはとても勇気のいることでもある。
魅力あるメッセージもないのに、薄ければ「高いお金を払ってこれだけ?」って言われるからだ。
そのため、多くの場合、これだけあなたのために時間を使いましたっていう「努力賞」で許してもらおうということになる。 また、報告会間近まで資料作成をしていた証である「ほっかほっかの資料(コピーしたてでまだあったかい)」を提出して「よくがんばった」とクライアントから褒めてもらったりしているケースもある。
資料は伝えたいメッセージを1枚(せいぜい2枚)書く。でもそれだと「なぜか?」がわからなかったり、うまく気持ちが伝わらないことがある。それをしっかり説明する資料を付ける。
それだけでいいのだと思う。多くのことをいっても、経営者は他にやることがたくさんあるし、どうせ実行に移されないのだから。
努力賞で許してもらうことを辞める勇気を持とう。
不安・不信・恐怖は心から追い払うべきだと思う。
といっても、意識しないとすぐに勇気が消えちゃうが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿